投稿日:2012-03-12 Mon
旅行後すぐのブログ記事が、全然旅行と関係ない感じなのですが・・・。お土産やら荷物やら、はたまた財布がないことで収まる場所をなくした細々としたものがデスクにあふれ返って、ボーゼンとただ座っている日々だったのですが、ついに「えいやっ」とせっかくヨーロッパでゲットしてきたものを使ってちょっとした工作をすることにしました。
アンティークな紙を使って蝋引き紙を作ろう!
雑貨屋さんなんかでたまに売ってる、蝋引きの紙あるじゃないですか。
紙とか、ちょっとした封筒を蝋引きにして透き通って中身がかるくみえるけど、水をはじく丈夫な紙。
ちょっぴりお洒落ですが、買うと意外と高いんですよね。でもあれ、家にあるもので作れちゃうんですよね。
やはり、「お洒落な紙」って日本語が書かれてる紙だとイマイチですよね。
ってことで、ヨーロッパ旅行ですよ。なんだか錬金術とかの怪しげなイラストが描かれた古本など、探してみたのですが残念ながらなかなか気に入った本がなく・・・。その代わりに見つけたのがこちら。

チェコはバザールがとても盛んな国。
ガラクタ?と思われるようなものが山のように積み重なる店の中から、ステキなものを探し出す作業はとても楽しいのです。ここでは、その中から見つけ出したアンティークなマッチラベル・イラストと物語が書かれている紙を使用します。
蝋引き、というからには蝋、ロウソクを使います。
普通の白いロウソクを数本用意します。私は、仏壇用の小さな白いロウソクを5本ほど準備しました。
まず、地道にカッターでショリショリと鉛筆を削るように削っていきます。それを袋に入れ、もみもみすると小さな粉になっていきます。

白い粉のできあがり!
小さいロウソク5本でも、これくらいの量ができ、けっこー遊べます。
さて、そうしたらアイロンと新聞、そしてクッキングペーパーを用意。
新聞紙をひき、その上に二つ折りにしたクッキングペーパーを置きます。そこに先ほど削った蝋をぱらぱら。

量は多すぎず、少なすぎずといったところですが最初はちょっと少なめから始めてもいいと思います。

その上に、蝋引きする紙を置き、同じように蝋をパラパラ。
そうしたら、クッキングペーパーで挟んで上からアイロンをかけます。蝋が広がるようにアイロンを当てます。もし足りない場合は、ここで少し蝋を足しながら調節するのもオッケー。この調子でどんどん蝋引きをしていきます。
さて、一通り蝋引きが終わったら、次は余分な蝋を取っていきます。
キレイに出来たようで、よくみると蝋のつきかたにムラがあったり、蝋がつきすぎてごわごわになっていると思います。

このようにムラがあったり、余分な蝋がついたり。
なので、蝋引きした紙は次の工程。

コピー用紙などで蝋引きした紙をはさみ、上からささっとアイロンをかけます。少し蝋がつきすぎてるところは、少し念入りに蝋をコピー用紙などに吸わせます。これはささっとかけていけばオーケー。ごわごわと固めだった紙が、しなやかになってくると思います。これで蝋引き紙の完成です。
写真では少し分かりにくいんですが・・・

アンティークの紙はこのように、茶色く透明になりました。裏が透けるので、片面だけ印刷されたもので蝋引きをするとステキなものができそうです。

同じように、バザールでゲットした数枚のマッチラベルも蝋引き。
こちらは片面だけの印刷なので、裏が透き通ったキレイな蝋引き紙ができました。

使い道がありそうなのは、茶色い紙。こちらはミドリの「ラクダノート」。
左が蝋引き前、右が蝋引き後です。色が濃く、透明になってるがわかります。
一番、やりがいがなかったのは「製品化されたマッチラベルシール」の蝋引き。

こちらは色の変化があまり分からない上に、シールとしての粘着力が弱くなるというあまりいい結果を生みませんでしたね。それでも耐水性は上がってると思いますが。
ここまでのまとめ
・蝋引きするには、片面のみ印刷、または片面のみ文章・イラストが描かれている紙のほうが見栄えがいい。
・既製品のシールのようなものは、あまり蝋引きのしがいがない。

ちょっと一手間かかる蝋引き紙ですが、少しお洒落で耐水性もあがるのでコラージュや少し丈夫な袋、ブックカバーなどいろいろことに使えるのではないかと思います。
さて、チェコでゲットしたこのお洒落な紙を、どうやって使うかを考えるのもまた楽しみです。
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次の休みにでも私もやってみようかと思います
(*´▽`*)
ティーバッグの中国茶の袋とか、梅昆布茶の袋くらいしかないですが…
アンティークというより昭和っぽいものができそうです。
(*´▽`*)
ティーバッグの中国茶の袋とか、梅昆布茶の袋くらいしかないですが…
アンティークというより昭和っぽいものができそうです。
旅行後すぐのブログ記事が、全然旅行と関係ない感じなのですが・・・。お土産やら荷物やら、はたまた財布がないことで収まる場所をなくした細々としたものがデスクにあふれ返って、ボーゼンとただ座っている日々だったのですが、ついに「えいやっ」とせっかくヨーロッパで... 2012-05-02 Wed 12:41:16 | まとめwoネタ速neo
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